韓国国内のある保険会社が、浸水しやすい道路10か所を調査したところ、8か所で雨水排水溝に目に見える改善が見られなかったことが分かった [4]

このようなインフラ整備の不足は、雨季における広範囲な車両被害のリスクを高める。ゴミで詰まった排水溝により、水が急速にエンジンルームまで上昇するためだ。

同社は、前回の雨季に車両の浸水被害が最も激しかった地点を対象に点検を実施した [4]。保険会社のデータによると、2023年7月から9月の間に2,908台の車両が浸水被害に遭っている [1]。これらの事故による経済的影響は甚大で、推定損害額は約217億ウォンに達した [2]

データでは、2023年7月17日に浸水被害がピークに達し、1日で1,004台の車両が浸水したことが明らかになっている [3]。同社は、雨水排水溝のメンテナンス不足、特にゴミの蓄積が排水を妨げ、路面の浸水を招いたと分析している。

同社が点検した10か所のうち、排水溝が改善されていたのはわずか2か所だった [5]。残りの8か所では、排水システムに目に見える変更はなかった [6]。この結果は、排水溝からゴミを取り除くといった基本的なメンテナンスこそが、将来の浸水被害を防ぐための主要な要件であることを示唆している。

YTNのキャスターは、雨水排水溝に溜まったゴミを掃除するだけで、浸水被害の防止に大きな効果があるとして呼びかけた。

リスクの高い道路10か所のうち、雨水排水溝の改善が見られたのはわずか2か所だった。

車両被害という多額のコストに対し、排水設備の改善率が低いことは、自治体の予防的メンテナンスに不備があることを示唆している。経済的負担は保険会社や車両所有者が負うことになるが、解決策は低コストの公共事業で済むものである。これは、浸水が発生する場所に関する明確な過去データがあるにもかかわらず、既知の高リスク地点への対応を怠っているという構造的な失敗を浮き彫りにしている。