ドナルド・トランプ大統領は、正式な合意の有無にかかわらず、米国はイランから高濃縮ウランを回収すると述べた [1]

この発言は、イランの核能力に関するレトリックを大幅にエスカレートさせたものであり、核物質の拡散を防ぐために米国政府が直接行動に踏み切る意向を示している。

木曜日の記者会見で、トランプ氏はウランが現在は「封印(entombed)」されており、米国の厳重な監視下にあると語った [1]。また、米国はイランに物質の回収を妨害させないとした [2]

トランプ氏は、米国にとってその物質自体に実用的な必要性はないと述べた。「我々はそれを必要としていないし、欲しくもない……だが、彼らに持たせたままにするつもりはない」とトランプ氏は語った [2]

ウランを入手できるという米国の能力を誇示することは、イランが核兵器開発を追求することを抑止する狙いがある [2]。この動きは、兵器に必要な主要構成要素を物理的に除去することで封じ込める戦略を示唆している。

しかし、この回収計画はイラン指導部からの直接的な反対に直面している。イランの最高指導者アヤトラ・モジュタバ・ハメネイ師は、高濃縮ウランは国内に留まらなければならないと述べた [2]

米国が外部の支援なしに物質を確保できると主張するなか、両国間の緊張は依然として高い。一部の報道では、中国訪問後にトランプ氏が「助けは不要だ」と述べたと言及しているが、他の報道では、これは具体的にウラン自体の必要性がないことを指していたと説明している [2]

「我々はそれを必要としていないし、欲しくもない……だが、彼らに持たせたままにするつもりはない」

この展開は、中東における核物質の不拡散に関して、より攻撃的な姿勢への転換を意味している。外交条約なしに「封印された」ウランを回収できると主張することで、米国はイランの核施設における主権に挑戦しており、直接的な軍事的または情報戦による衝突のリスクを高めている。