元タミル・ナードゥ州BJP会長で元IPS(インド警察サービス)官僚のK. アナマライ氏が、新たな政治運動を立ち上げるため、BJPを脱党した [1]

アナマライ氏の離脱は、南インドの政治情勢における大きな転換を意味しており、タミル・ナードゥ州で足がかりを築こうとするBJPの取り組みを弱める可能性がある。

2026年6月2日にチェンナイで行った演説で [1]、アナマライ氏は「Annamalai Makkal Iyakkam (AMI)」(「We the Leaders」とも称される)の結成を発表した [2]。同氏は、党を離れる決断をしたのは、州内における党の戦略に関してBJP指導部と意見が一致しなかったためであると述べた [1]

「党がタミル・ナードゥ州の政治を扱うやり方に納得がいかなかったため、脱党を決意した」とアナマライ氏は語った [1]

戦略的な相違に加え、アナマライ氏は個人中心の政治や世襲政治から脱却したいという意向を表明した。同氏は、タミルのアイデンティティを尊重し、単独のリーダーによる支配の影響を受けずに運営される、国民中心の運動を確立することを目指している [2]

「我々の政治は一人のリーダーのためのものではない。追従や世襲の影響を排除し、国民によって推進されるものになる」とアナマライ氏は述べた [2]

脱党は2026年6月2日に行われた [1]。この動きを受け、政治オブザーバーの間では、同地域におけるBJPの展望に対する懸念が直ちに広がった。ある分析者は、今回の離脱がBJPの南部進出という野望にとって「死刑宣告」となる可能性があると指摘した [3]

「党がタミル・ナードゥ州の政治を扱うやり方に納得がいかなかったため、脱党を決意した」

Annamalai Makkal Iyakkamの結成は、タミル・ナードゥ州の既存の地域政党と、BJPの中央集権的な指導部の両方に対する挑戦を意味する。自らの運動を世襲政治の代替案とし、タミルのアイデンティティの保護者として位置づけることで、アナマライ氏は、全国政党の構造と伝統的な州の遺産のどちらにも不満を持つ有権者に訴えかける「第三の道」を切り開こうとしている。