CBSは2026年5月22日(金)、ステフィン・コルベアがホストを務める『The Late Show』を打ち切った。これにより、同番組の11年にわたる放送は終了することとなる [1]

この決定は、米国の深夜番組のあり方に大きな変化をもたらすと同時に、政治的圧力の下にある米主要メディアネットワークの独立性に疑問を投げかけている。

報道によると、今回の打ち切りはドナルド・トランプ大統領の政権による圧力に関連しているとされる。一部の報告では、政権が規制権限を武器にネットワークへ影響を与えたと記述されている [1]。この圧力は、CBSとParamountがトランプ大統領による訴訟を解決するため、1600万ドルの和解金を支払うことに合意したタイミングと重なっていた [1]

コルベアはこの決定について次のように述べた。「CBSは、まるで王室の臣下のようにドナルド・トランプ大統領に膝を屈している」 [2]

打ち切りは圧力に応じたビジネス上の判断であったとする報道がある一方で [2]、1600万ドルの和解金に直接結びついているとする見方もある [1]。また、和解金は別の法的問題であり、打ち切りはむしろ連邦通信委員会(FCC)による広範な規制監視に関連していると示唆する情報源もある [3]

また、The New York Timesの別インタビューで、コルベアは政治情勢の性質について言及し、「彼は権威主義的だが、彼を単なる党派的な人間とは呼びたくない」と語った [2]

『The Late Show』は11シーズンにわたり、CBSのラインナップの主力番組であった [1]。ネットワーク側は、後継番組のスケジュールや、今回の決定に至った具体的な内部要因についての詳細は明らかにしていない。

「CBSは、まるで王室の臣下のようにドナルド・トランプ大統領に膝を屈している」

数百万ドルの和解金と規制上の脅迫に続き、コルベアのような影響力のある批判的な声が打ち切られたことは、主要放送ネットワークにおける敵対的な政治風刺の余地が狭まっていることを示唆している。これは、法的および規制的な手段を用いることで、企業のメディア所有者が行政府の圧力にさらされやすいという脆弱性を浮き彫りにしている。